アレルギーがある方におすすめの食材宅配・宅配食
コープデリ

コープデリが一番おすすめな理由は、なんと言っても、アレルギー対応商品の多さです!
レトルト食品やパンはもちろん、調味料やお菓子などで、特定のアレルゲンを避けた商品が140種類以上あって、注文サイトやカタログの「アレルギー対応食品」のカテゴリーから見ることができます。
ネット注文時、7大アレルゲンの中から除外したいアレルゲンを登録して、アレルゲンが入っている商品に目印をつけることもできますし、原材料がすべて記載されているので、安心してお買い物ができます。
パルシステム

パルシステムはアレルギー配慮商品専用のカタログ「ぷれーんぺいじ」があり、麺類やふりかけ、調味料やお菓子など約70種類の商品が掲載されています。
7大アレルゲンのほか、20種類の表示推奨のアレルゲンについて、ネット注文時に除外したいアレルゲンを登録しておくと、間違えて買い物カゴに入れたときにお知らせしてくれる機能があります。
また、「アレルギーほっとダイヤル」でアレルギーに関する相談も受け付けています。
宅配弁当なら 健康三彩

宅配食では、トオカツフーズの「健康三彩」がおすすめです!
サイトからすべての原材料を確認することができますし、問い合わせすると、特定のアレルゲンが入っていないメニューを教えてもらえます。
また、単品注文ができるので、商品を自分で選んで注文できます。
アレルギーがある方の食材宅配・宅配食の選び方
アレルギーの方が食材宅配を選ぶときのポイントは、
- アレルギー対応商品がどれくらいあるか
- アレルギー対応のコースやカタログがあるか
- 除外したいアレルゲンが使われている商品に目印がつけられるか
- 原材料がすべて表記されているか
- 宅配食ならば単品購入ができるか
- 宅配食で、アレルギーについて個別対応をしてもらえるか
の6つです。
① アレルギー対応商品がどれくらいあるか
まず注目したいのは、アレルギー対応商品としての品数が多いかどうかです。
レトルト食品、調味料、小麦を使わないパンやお菓子、スープの素など、たくさんの種類のものがあるといいと思います。
② アレルギー対応のコースやカタログがあるか
アレルギー対応専用のコースというのは残念ながらどこの会社にもないのですが、アレルギー対応商品が掲載されたカタログがパルシステムやコープデリにあります。
③ 除外したいアレルゲンが使われている商品に目印がつけられるか
コープやパルシステム、らでぃっしゅぼーやでは、ネット注文の際、除外したいアレルゲン物質を登録しておくと、登録したアレルゲンが入っている商品は赤く表示されたり、「アレルゲン情報」と表示が出たり、そのアレルゲンを除外する絞り込み検索ができるようになっています。
④ 原材料がすべて表記されているか
食品表示法で表示が義務づけられているアレルゲンは、えび・かに・小麦・そば・卵・乳・落花生の7種類です(7大アレルゲン)。
表示が奨励されているものが、あわび・いか・いくら・オレンジ・カシューナッツ・キウイフルーツ・牛肉・くるみ・ごま・さけ・さば・大豆・鶏肉・バナナ・豚肉・松茸・もも・やまいも・リンゴ・ゼラチンの20種類あります。
これらのアレルゲンの表示がしっかりとされているのはもちろんのこと、原材料が全て確認できて、ご自身のアレルゲンをきちんと避けられるかが大事です。
参考: アレルギー物質を含む食品に関する表示について(平成25年9月20日付け消食表第257号)
⑤ 宅配食ならば単品購入ができるか
宅配食で何食かのセットになっているコースメニューだと、すべてに特定のアレルゲンが入っていないというのは難しいので、セットでなく単品でも購入できる宅配食の方が使いやすいと思います。
特定のアレルゲンを除去した専用コースというのは残念ながらどの会社にもなく、個別に原材料をチェックして、アレルゲンの含まれていないメニューを選ぶ必要があります。
⑥ 宅配食で、アレルギーについて個別対応をしてもらえるか
アレルギーのものがメニューに入っていればそのおかずを別のものに変更したり、特定のアレルゲンが含まれていない商品がどれかを教えてもらえるなど、個別相談での対応ができるところがあるので、そういうところを選ぶと良いと思います…!
各社の対応比較
各社のアレルギー対応についてまとめました。
なお、どこの会社のアレルギー対応商品も、「特別用途食品」としての「アレルゲン除去食品」ではありません。(詳しくは下記Q&A参照)
食材宅配
コープデリ

アレルギー対応商品の取り扱い
「食物アレルギー配慮食品」のカテゴリーが注文サイトやカタログにあります。専用のカタログはありません。
「7品目を使わない発芽玄米マカロニタイプ」「アレルギー特定原材料等27品目不使用無添加ブイヨン」「L&Mノンエッグハーフマヨネーズタイプ」や、子供向けに「カレーの王子さま(特定原材料7品目不使用)」「スープの王子さま顆粒(特定原材料等27品目不使用)」「ふわふわむらさきいもボーロ」など、145種類の商品があります。
サイトで除外したいアレルゲンが使われている商品に目印がつけられるか
ネット注文の際、7大アレルゲンの中から除外したいものを登録しておくと、登録したアレルゲンが含まれる商品は背景が赤くなり、「この商品には組合員さんが登録したアレルゲンが含まれます。」と表示して教えてくれます。
原材料がすべて表記されているか
サイトの商品欄に記載されています。
7大アレルゲンは商品欄にアイコンで別途表示してあります。
おうちコープ

アレルギー対応商品の取り扱い
アレルギー対応商品のカテゴリーはありませんが、ベビー用品が掲載されている「Dearmom」に、子供向けのアレルゲンを含まない商品があります。
「Dearmom」はカタログがあり、会員登録するとサイトからでも見ることができます。
「グルテンフリーヌードル」「粒野菜入りケチャップ」「やさしいハッピーターン」など、60種類前後の商品があります。
サイトで除外したいアレルゲンが使われている商品に目印がつけられるか
つけられません。
原材料がすべて表記されているか
カタログには、7大アレルゲンが「卵 乳 麦 そ 落 え か」と横一列に並んだ表があり、含まれる商品には丸印がついています。
原材料すべてが記載されているわけではないので、他の成分については直接問い合わせが必要です(3営業日以内に詳しい情報について連絡してもらえます)。
オイシックス

アレルギー対応商品の取り扱い
注文サイトに「小麦・グルテンフリー」「卵・乳アレルギー対応」のカテゴリーがあります。
「小麦・グルテンフリー」には、「焼くとカリッもちっ白焼き玄米パン」「角切りビーフカレー」「越前蔵味噌」など16種類の商品が、「卵・乳アレルギー対応」には、「国産豚の粗挽きウインナー」「フランクフルト」「大豆のこだわりマヨネーズ」など21種類の商品があります。
「ベビー&ママ」「キッズ」のカテゴリーには、アレルギー対応商品とは明記されていませんが、「安心野菜のベジキューブ」「野菜スープベビー用」「大人と子供のためのコーンフレークプレーン」など、7大アレルゲンを含まない離乳食・幼児向け商品が45種類以上あります。
除外したいアレルゲンが使われている商品に目印がつけられるか
つけられません。
原材料がすべて表記されているか
サイトの商品欄に記載されています。
さらに7大アレルゲンは、商品の欄に「7大アレルゲン:卵」というように明記されています。
パルシステム

アレルギー対応商品の取り扱い
卵・乳製品を使用していない商品の専用カタログ「ぷれーんぺーじ」があり、サイトからでも見ることができます。
卵と乳だけでなく、他の7大アレルゲンと大豆も極力使っていない、「卵を使わないベジタブルネーズ」「米粉パンケーキ」「豆乳カルボナーラ」、子供向けには「子供カレー(パウチ)」「スナック菓子のこざかなバリバリ」など、約70種類の商品があります。
サイトで除外したいアレルゲンが使われている商品に目印がつけられるか
会員サイトのMYメニューの「アレルゲンお知らせ」で、27種類のアレルゲンの中から、除外したいものを登録できます。
そのアレルゲンが含まれた商品が「買い物カゴ」に入ると、買い物カゴ内にあるアレルゲンの表にチェックをつけて知らせてくれます。(コンタミネーション(微量混入)ふくむ)
原材料がすべて表記されているか
カタログ・サイトの商品欄に記載されています。
7大アレルゲンと大豆は、カタログに「卵 乳 麦 そ 落 え か 豆」と横一列に並んだ表があり、含まれる商品には丸印がついています。
らでぃっしゅぼーや

アレルギー対応商品がどれくらいあるか
アレルギー対応商品「アトピーエイド」という商品ラインがありますが、専用のカタログはなく、サイトでも一括表示できるようにはなっていません。サイト内の商品欄の左上に、「アトピーエイド」と印がついています。
「肉の代わりに蓮根を使用蓮根カツ3袋セット」「卵黄・マヨネーズ不使用ごまドレッシング」「原材料は国産のうるち米と塩だけ・こめぽんせん」や、子供向けに「アレルギー対応2歳から食べれる優しいカレー3パック」など、約15種類の商品があります。
サイトで除外したいアレルゲンが使われている商品に目印がつけられるか
ネット注文の際、7大アレルゲンについて除外したいものを登録しておくと、そのアレルゲンを含む商品が表示されなくなる「アレルゲン絞り込み設定」があります。
原材料がすべて表記されているか
サイトの商品欄に記載されています。
7大アレルゲンと、表示が奨励されている20種類のアレルゲンからカシューナッツを除いた19種類に、米・ジャガイモ・麦類を合わせた29種類について、商品の備考欄に明記されています。
大地を守る会

アレルギー対応商品の取り扱い
「低アレルゲン食品」のカテゴリーがあり、サイトから確認ができます。専用のカタログはありません。
「お米の粉(国産特別栽培米使用)」「プチミートボールトマト味(7大アレルゲン不使用)」「お魚チップスプレーン(小麦不使用)」や、子供向けには「こどもソース」など、5~10種類前後の商品があります(商品は毎週入れ替わります)。
サイトで除外したいアレルゲンが使われている商品に目印がつけられるか
ネット注文の際、7大アレルゲンと表示が推奨される20種類のアレルゲンの中から、除外したいものを登録しておく「アレルゲンアラート」を設定しておくと、対象商品に「アレルゲン設定商品」と表示されます。
原材料がすべて表記されているか
サイトの商品欄に記載されています。
7大アレルゲンと、表示が推奨される20種類のアレルゲンについては、商品の欄に「アレルゲン:卵」というように明記されています。
生活クラブ
アレルギー対応商品の取り扱い
アレルギー対応商品のカテゴリーはなく、カタログもありません。
サイトで除外したいアレルゲンが使われている商品に目印がつけられるか
つけられません。
原材料がすべて表記されているか
サイトの商品欄に記載されています。
7大アレルゲンと、表示が推奨される20種類のアレルゲンに魚介類を加えた28種類のアレルゲンの表があり、原材料として使用していれば○、コンタミネーション(微量混入)の可能性があれば△の印がついています。
また、全商品についてのアレルゲン情報を一覧にしたファイルがサイトからダウンロードできます。
ヨシケイ

アレルギー対応商品の取り扱い
アレルギー対応をうたっているコース等はありません。
サイトで除外したいアレルゲンが使われている商品に目印がつけられるか
つけられません。
原材料がすべて表記されているか
通常のカタログにもサイトにも、アレルゲン情報を含む原材料についての記載はないので、問い合わせする必要があります。
宅配食
宅配食では、アレルギー対応に特化したメニューを取り扱っている会社はありませんでしたが、原材料を確認できたり、メニューを一部変更したり、アレルゲンを含まない商品を教えてもらえたりします。
ウェルネスダイニング

原材料を確認できるか
7食セットで送られてきますが、商品が手元に届かないと確認ができません。
アレルギーについて個別対応をしてもらえるか
事前に相談すると、主菜のみ別のメニューに変更することができます。
食べられない食材をあらかじめ伝えておくと、主菜にその食材が使われている場合には、違う主菜に変更して送られてきます。
単品メニューの有無
ありません。
わんまいる
原材料を確認できるか
コースメニューは電話で確認が必要です。
単品はサイトのメニュー表にすべて記載されています。
アレルゲンについては7大アレルゲンと表示が推奨される20種類のアレルゲンについて、「アレルゲン」として別途記載があります。
アレルギーについて個別対応をしてもらえるか
個別対応はありません。
単品メニューの有無
主菜、副菜、軽食など、175種類の単品メニューがあります。
健康三彩

原材料を確認できるか
サイトのメニュー表にすべて記載されています。
アレルギーについて個別対応をしてもらえるか
問い合わせすると、指定したアレルゲンが使われていないメニューを教えてもらえます。
単品メニューの有無
主菜、軽食など、58種類の単品メニューがあります。
食宅便
原材料を確認できるか
サイトのメニュー表にすべて記載されています。
また、アレルゲンについては7大アレルゲンと表示が推奨される20種類のアレルゲンについて、「アレルギー物質」として別途記載があります。
アレルギーについて個別対応をしてもらえるか
個別対応はありません。
単品メニューの有無
単品購入はできませんが、7食セットの「お好みセレクトコース」なら、メニューを選んで注文することができます。
お弁当や丼物など、45種類のメニューがあります。
その他Q&A
「コンタミネーション(微量混入)」とは?
製造過程でアレルゲンがわずかでも混入してしまうこと。
例えば小麦を使っていない商品が、工場で調理や袋詰めされる課程で、同じ工場内で使われていた小麦が空気中を漂い、意図せずほんのちょっと混入してしまう、といったものです。
特別用途食品の「アレルゲン除去食品」について
「特別用途食品」とは、「妊産婦の方や病気の方などの健康の保持・回復などに適している」という特別の用途について、消費者庁から許可を得た食品のことを言います。
特別用途食品の「病者用食品」の中に「アレルゲン除去食品」があり、特定のアレルゲンを不使用または除去していること等の許可基準を満たせば、特別用途食品の表示が許可されます。
http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/health_promotion/pdf/syokuhin88.pdfより
特別用途食品としての「アレルゲン除去食品」にはコンタミネーション(微量混入)も認められません。
まとめ
食材宅配の中では、アレルギー対応食品の商品数が多くて、サイトで避けたいアレルゲンが入っている商品をマークすることもできるコープデリが一番おすすめです!
他の会社も原材料表示がきちんとされているところが多いので、利用する際は必ず原材料をよく確認して購入するようにして下さい。
コンタミネーションも避けたい場合は、コンタミネーションの表示がある生活クラブがおすすめです。
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